10/07(金) 登別   ここのところ急に気温が低くなり風も冷たく寒くなりだした。日曜日頃から雨模様で峠では雪が降りそうだ。北海道の旅もそろそろ切り上げ、青森に渡ろうと思う。取り合えずまだ訪れていないの登別・ニセコに向かうこととした。宿泊地の白糠からR38を東に向かう。道の駅うらほろに立ち寄り後R336ナウマン街道を辿る。道の駅コスモール大樹はパスし豊似からR236天満街道に入り浦河に出る。道の駅みついしで小休止後、次の道の駅サラブレッドロード新冠で昼食。今日の内に登別を観光しようと日高厚賀から日高道、苫小牧東から道央道に入り登別東まで高速を利用。北海道で高速道を利用するのは非常に珍しいが時間短縮には役立ち、昼食や休憩時間を含めても6時間半の14時には登別に着き、早速地獄谷に向かう。
 ・地獄谷  地獄谷はクッタラ火山の噴火活動でできた爆裂火口跡、長径450m、面積11haで谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の住む地獄」の由来になったという。遊歩道を30m程の所に薬師如来がある。昔、硫黄採取の南部藩の家臣がお堂の下湧く温泉で眼を洗い眼病が治ったと伝えられている。堂内にはお礼に寄進した石碑が安置されている。遊歩木道の最後には間歇泉の鉄泉池があり湯煙を上げ煮えたぎる。温度は80℃という。

展望台からの左側の眺め

展望台からの右側の眺め

薬師如来

地獄谷

300m続く遊歩木道

鉄泉池
 ・大湯沼・奥の沼  地獄谷の奥にある大湯沼もクッタラ火山の噴火した時の爆裂火口跡で周囲1kmのひょうたん型をした湯沼で約130℃の硫黄泉が噴出していて表面の温度は40℃〜50℃で灰黒色をしている。昔は底に堆積する硫黄を採取していたという。奥にある奥の湯も同じように爆裂火口跡で硫黄泉が噴出、表面温度は75℃〜85℃と高い。

大湯沼 左側

大湯沼 右側

奥の湯
大湯沼を跡にオロフレ峠を越て壮瞥に向かう、壮瞥温泉で温まり道の駅に着いたのは17時、412kmと長距離を移動した一日だった。

 ・今日の走行距離:412km ・今日の一風呂:壮瞥温泉 ゆーあいの家 ・今日の車中泊地:道の駅:そうべつ情報館i